むかぁし昔、山本秀人グループと言う第二期ジェフベックグループのコピーバンドが在りました。
(メンバー/山秀K-1ちくいkazz

ある時そのバンドのリーダーだった山秀は、ある病に取り憑かれ練習を休みがちになり
バンドの存続が危機的状況になっていきました。
あるメンバーはやる気を無くし、またあるメンバーは行き場のない怒りを物欲に向けたり
挙げ句の果てにはその病が伝染ってしまう者まで・・・

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

バンド自体が崩壊寸前だったある年の夏祭り、ドラムのちくいとベースのK-1
商店街で働くお人好しギタリストYanochinを半ば強引にバンドに誘ったのです。

「どんな曲するんですか?」とYanochin
「TOWER OF POWERするけん」と二人
「なんでまた?」
ちくいがガリバルディモデルのスネアとシンバル買うたけんや」(怒りの物欲!)
「・・・・・・はい。」
いとも簡単にノセられるお人好しのYanochinでした。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

リズムセクションは揃いました。
しかし肝心のボーカルとホーンセクションがなかなか揃いません。
ある日K-1は、土曜の夜に夜な夜な行われてるJAZZセッションの現場に潜入。
そこでトロンボーンのBBB番長と運命的に出会ったのです!

「ホーンを探してます」とK-1
「どんな曲するん?」とBBB番長
「TOWER OF POWERやろうと思ってます」
「かっこええやん!」

その場にいたトランペットのイソ
「TOWER OF POWERってどんなんデス?」
と知らなかったようだが
「スペクトラムみたいな感じかな?」
と煙にまきつつ見事に1本釣り。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

その後、BBB番長の人脈で次々とホーンセクションが集結するのです。

まずは高松の実力派Big Band「Pop Seeds Orchestra」から
厄が済んだばかりのクールなアルトサックスプレイヤーアルツ氏が
そして坂出の老舗Big Band「SKG Jazz Orchestra」から
厄は過ぎてるけど若々しいトランペッターNakai氏が
「まぜて!」と参加。
さすが!BBB番長のPOWERは絶大だ!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

さらに「そうだ、あの人を誘おう!」と遠い記憶の底に蘇るサックスのO部氏。
K-1はかつて一緒にBandを組んでいた彼にコンタクトを取りスタジオに来てもらいます。
しかしO部氏は
「ボクには敵が多いから」(なんじゃソリャ?)
と入団を拒否。
かわりにとっておきの秘蔵っ子テナーサックスのHATA君を紹介してくれました。
そしてO部氏は颯爽と奥様を抱きかかえスタジオを後にするのでした。(半分ぐらい本当)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「ホーンが揃うぞ!YEAH!」
てな感じでリズムセクション部隊は、瀕死の山秀をしり目に新たなボーカル探しに奔走します。
そして夜の街を徘徊するK-1Yanochinは一軒のBARで有力な情報を手に入れました。

「そういえばShigeはカラオケ上手かったよ」
その情報をもとに勢いで誘ってみたところ
「やりたかったんすよ!」
と即決。

すると病に取り憑かれていたはずの山秀が突然蘇生し
ツインボーカルとなりました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

そしてバンドは本格始動!

バンド名も
TAKEI OF POWER(略してTOP)
台湾 OF 北京(略してTOP)
ソウル博打にーちゃんず
讃岐ゴールドタワーオブパワー
OAKLAND 興業
など候補はたくさんありましたがヤングマンズに決定!

平均年齢推定36歳。
今はTOWER OF POWERのコピーバンドであるが
将来はラテンジャズバンドになりたい11名である。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆